概要
豊富温泉(とよとみおんせん)は最北の温泉郷として、また全国的にも類のない泉質を持つ温泉として知られています。
豊富温泉の油分を含んだお湯は、石油の臭いも特徴のひとつで、保湿保温効果が高く美肌の湯としても知られています。
近年では、アトピー性皮膚炎や乾癬等の慢性皮膚疾患で、お悩みの方々からも注目され、全国から多くの方々が、 湯治(とうじ)に訪れています。
湯治(とうじ)について
詳しくは豊富温泉ポータルサイトにてご紹介しています。
豊富温泉へ湯治に行こう! http://toyotomi-onsen.com/
泉質
ナトリウム塩化物泉 知覚的試験 淡黄色微濁、カン味、石油臭
適応症
慢性皮膚疾患、やけど、切り傷、冷え性、神経痛、筋肉痛、間接痛、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、うちみ、くじき、慢性婦人病、痔疾、病後回復期、疲労回復
禁忌症
急性疾患、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
豊富温泉の歴史
大正 15年、石油の試掘の際に地下 800m から 900m の地点より、天然ガスと共に温泉が噴出したのがはじまりです。昭和 2年頃、草葺小屋を建てて地元の人達が温泉として利用するようになり、間もなく 8軒の旅館が開業して温泉街ができあがりました。
天然ガスは現在も、町営の日帰り入浴施設、ふれあいセンターのガス灯や温泉地区の暖房などに活用されています。